建設業をもっと若者にアピールしたい!-インターンシップコラボ第2弾-
初めての取組みから、約1か月
前回のブログにも書きました (株)進明技興 さんとのインターンシップ相互協力の企画。
私の会社にとっても初めての取組みであり、参加した技術者も良い刺激となる企画だったとの反応でした。
そんな時に、前回の第1回からおよそ1か月。担当の石井さんより、是非、第2回目もお願いしますとの嬉しいお誘いをいただき、先日開催いたしました。
【インターシップ相互協力のいきさつや第1回の様子はこちら】
今回も、進明技興さんと学生さん2名に熊本まで足を運んでいただき、県内の調査現場を2箇所まわり、ボーリング調査の様子を見学し、地質調査の目的や役割、重要性についてわかりやすく説明しました。
また、今回は熊本県内で進められている『大切畑ダム』の熊本地震からの災害復旧工事の現場も見学しました。
大規模な工事の進む現場を一望できる場所からの見学は、工事や重機好きの人にはたまらない現場だったようです。笑
ボーリング調査現場の見学①
まず最初に訪れた現場は、今話題の台湾の半導体メーカーTSMCの工場建設が進む菊陽町にほど近い場所です。
まずは顔合わせ。前日までのインターンシップで、杭工事の現場はいくつか見学してきたそうですが、やはり地質調査の現場を実際に見るのは初めてだったようです。
ちょうどボーリング作業の真っ最中。深度は50mを超えるところでした。結構、深堀りになっています。しばらく実際の作業の様子を全員で見学です。
その後、標準貫入試験で採取された試料を開けるところを一緒に確認。まさに今、深度50mから採取された土はどんなものなんでしょうか?
岩盤ではありませんでしたが、ここからちょうどN値50が出たようです。
杭工事の際にも重要となるN値などの説明についても、採取されたこれまでのコアを確認しながら学びました。
一通りの現場見学と地質調査のついての説明を終えた後、学生さんから技術者へ質問タイムを設けました。
仕事のやりがいや調査で苦労したこと、休日や給料の話など・・メモを取りながら真剣に話を聞く学生さんの姿が非常に印象的でした。
ボーリング調査現場の見学②
次の見学現場は、熊本地震で被害を受け、大規模な復旧工事が進む大切畑ダムです。
現場の事情で、ヤード内への立ち入りはできませんでしたが、全体を見渡せる展望所から工事とその中で行なっているボーリング調査の様子を見学しました。
様々な重機が動き回るヤード内で行われているボーリング調査。学生さん達も規模の大きさに驚きながら、あんな重機が近くを走っている中で、怖くないんですか?という声も聞かれました。
ちなみに進明技興の石井さんは、結構な重機マニア(?)だそうで、1番楽しんでいたようにも見えます。笑
色々な重機の役割や工事の様子について、学生さんにも熱く語っておられました。私も大変、勉強させていただきました。
今回の調査で、一旦この現場でのボーリングは終了となりますが、大切畑ダムの工事の進捗状況は、月一で見学したいとのことでした。
これからも(株)進明技興さんとのインターンシップコラボは、進化させながら継続していきたいと考えていますので、その都度、定点観測していただくといいかなと考えていますので、引き続きよろしくお願いします。
※インターンシップの様子です。YouTubeも是非ご覧ください!